2012年1月31日火曜日

スカルラッティ2

スカルラッティの続き。K32ではないのだが。
昨年、夏の終わりにハイドンを検索していたときに、2011年5月に第13回ルービンシュタイン国際コンクール、続いて6月には第14回チャイコフスキーコンクールで優勝したロシア人のトリフォノフ氏が出てきた。


予選で弾いたスカルラッティL.108(K.213)が大変素晴らしかったらしい。


私もK213はよく聞いていた。ジョン・ウィリアムスのギター曲もあって、ギターはパソコンで聞くには少し無理があるのか、「お腹がいっぱい」な気がしてくる。スピーカーから出して、何気なく聞いている方がいいように思う。


ともあれ、昨年秋、スカルラッティのことや二つのコンクールの詳細がとても興味深くて、トリフォノフ氏を検索してみた。「天漢日乗」さんのサイトがあった。


その「天漢日乗」さんの1月15日の最初の記事に「Daniil TrifonovValery Gergiev指揮ウィーンフィルライヴ(放送中)」があり、Trifonov氏がアンコールでムソルグスキーの「Hopak」 from Sorochintsy Fairを弾いている動画を添えられていた。天漢日乗さんと重複するが、




この曲は、Tom Waitsの「Russian dance」(当ブログで2011年12月10日)の関連動画で出てきたときに知ったので、何だか嬉しかった。Hopakゴパークは、本家ウクライナのコサックダンス(wikipedia)で、結構楽しいと思うのだが、農民舞踊なので泥臭い。こういう曲を人前で弾いて格好良くさまになるのは羨ましい。


このゴパークについては、「休八ホームページ 「展覧会の絵の中の展覧会」さん」内の研究室「歌劇『ソローチンツィの市』」4にご説明があり、ゲルギエフとウィーンフィルのCDもご紹介されていた。
休八さんは、フィンランドのミュージックグループ「ヴァルティナ」のファンだそうで、検索してよかったと思った。私は「ヴァルティナ(ヴェルティナ)」では、一曲お気に入りがある、と書いていて確かめたら別の北欧グループだった。北欧には三つくらいグループがあって、私はすぐ混同してしまうのだが、YouTubeにもアップされていてライヴなど楽しそうである。


コサックダンスに話は戻って、この1月は古い映画「知らなさすぎた男」(1997年)をかなりざっと見ていて、最後のコサックダンスで大笑いした。今年一番というくらい笑った。息抜き映画だというのに、恥ずかしながら息ができないほど笑った。だけど、こうしてアップする段になると恥ずかしい。お勧めではありません、笑いませんでした、と真顔で白を切りたくなる。


1:30あたりから始まります。





今回は、読まれている方がみんながっくりして、みんなちょっと気を悪くするような、話の結末になってしまったように思える。