2012年1月11日水曜日

少し昔のようなこと

友人がみかんを一箱もらったから、お裾分けしてくれるという。今、その友人は一番のご近所さんで、自転車に乗って届けに来てくれた。我が家は、じゃがいもをお裾分けすることにした。こちらは家庭菜園をしている親戚から年末にもらったもので、差し上げてよいものか少し迷った。じゃがいもは常備野菜で友人宅にも十分あるかもしれないし、もう少し気の利いたものはないかと思ったけど、何も無かった。


我が家の玄関先ではなくて、マンション?というか小さいビルの出入り口で、おみかんをいただいた。じゃがいもは喜んで受け取ってもらえて、ほっとした。物々交換は楽しい。


今日はだいぶ暖かいと思って外に出てみたけれど、友人と立ち話をしているとすぐに寒くなってきた。ちょっと手をこすり合わせたりポケットに入れたり、体を左右揺らしたりしてお喋りした。でも、お昼前の空気が清々しかった。
それは、ほんの短い時間だったけれど、友人から、みかんをくれた人のことや知人の消息を聞いて、情報が倍になった気がした。
こんなふうに、気軽なご近所づきあいをするのは久しぶりのような気がする。


おみかんのこと。
このところ、我が家では小さな一口みかんが主流になっているので、皮がぷわっとした大きめのみかんは、頂き物でしか食べない。頂き物に外れはなく、とても美味しい。
レモンひとつ、友人のお母様がつけてくださった。