2013年8月24日土曜日

地理はこうして

勉強したい。

市況かぶ全力2階建てさん
「多様な地域性を内包するヒョーゴスラビア連邦共和国(首都コーベグラード)」

やや近く、馴染みもあるところなので、拝見してとっても面白かった。

それにしても、二十年、三十年前の世界と比べると、国が大きなまとまりから、分裂しているほうが多いかな。大義がなくなれば、団結している意味はなくなるもんね。

ところで、兵庫は高速道路を素通りしていくだけになってしまったが、サービスエリアで西宮名塩(にしのみやなじお)というところがある。古手のSAで、細長くて狭いし、いつも混んでいる印象しかないが、目的地までの渋滞を考えると、とりあえず寄っていこうかと大概は立ち寄る。

この「西宮名塩」が妙に格好良く聞こえるのは、昔の「太陽神戸銀行」と同じような感じだろうか。「太陽神戸三井」まではよかったが、「さくら銀行」で脱力。
我が家は全然関係ないけれど。



2013年8月19日月曜日

新聞を交換したい気持ち

グラスを磨くクロスを買ってみた。我が家には、ピカピカに磨き上げておかねばならないワイングラスなどはなくて、普段使いのタンブラーや小さなグラスが何個かあるのみ。それらと、新入りというか、一番最近買ったリキュールグラスと比べると、ちょっと曇ってきたような気がする。

早速、クロスで2,3個拭いてみるが、グラスを見ると反射的にいつも思い浮かんでくるのが、新聞の購読を止めたことである。
我が家には既にテレビがないが、新聞を取るのもやめた。去年の夏だったか、一昨年の夏だったか、いつだったか思い出せない。消費税増税が決まったら止める、とこのブログにも書いたこともあるから、去年だったかなあ。
取っていてもほとんど読んでいなかった。本当はもっと前から止めたかった。
でも、ゴミを包むには最適で、他にも防湿とか緩衝材代わりにとか、防災時に要るかもしれないと思って、なかなか決心がつかなかった。

取っていたのは産経新聞だった。その前に購読していた新聞社と比べると、かなりマシで、読むところが多少なりともあったけれど、まあ、ここもメディアのひとつなので、自分たちに都合の良いように書くのは変わらない。そして、どの新聞も購読者数が減っているので、産経も一緒にかどうかはしらないが、新聞を読みましょう、さもないと馬鹿になりますというキャンペーンを時折やっていた。


さて、取るのを止めて、ふと、一ヶ月分の購読料でグラスやお皿が買えたかもしれない、と思ったことがあった。一ヶ月にひとつずつにしても、今までの購読料で、何十個と買えたかもしれない。そのほうがよっぽど価値があった。そう考えると、本当に勿体ないことをしてきたと悔しくなった。


残念ながら現在、浮いた購読料で小さなお買い物をしたくても、生活費の一部になってしまっている。



薄べったいわたしの話

平和と聞くと、かえって怖い気がしてくる今日この頃。
平穏だったらまだ気持ちが落ち着くかも。

ところで、話題としては、1ヶ月前か、11ヶ月先でいいような、今ならもう既にそっとしておいてやれ、というようなシーズンオフかもしれないが、「ブラックブック」(2006年、ポール・バーホーヴェン監督)という映画の話。ジャンルは、戦争・サスペンス。
私は精神が脆弱で、肉体的に苦痛を伴うものは見るのも苦手で、コメディが一番好き。それで、この戦争ドラマもちょっと怖かったり、ドキドキするシーンは適当にやり過ごそうと思ったけれど、引き込まれてしまい、あっという間に見終わった。
とても面白かった。

ヒロインのラヘルことエリスがスパイとして潜入した職場で仲良くなった、口の大きい女友達ロニーが、戦前と戦後で立場を反転させているが、彼女はあっけらかんと「笑っていたら何だかこうなってしまったの」と言っていた。
笑う門には福来たる、である。

ドイツ側のムンツェ大尉はお得な役柄で、俳優の温和な顔つきがなおさらマッチし、エリスとこの人は幸せになって欲しいと思わせる。
重々しい大作、ではないところが、好印象の映画。ちなみに、エリスもロニーも胸が大きくて、女性のバストがよく目に入る映画だった。
私は体も薄べったいが、話も薄べったい。

最後に。
平穏って、運動とか「の力」とか学とかそういう言葉が付かなくて、研究もされないし、有り難い状態だなあ。






オランダの女優
カリス・ファン・ハウテン


 




2013年8月13日火曜日

涼しくなるかな

あまり野球には関心がないのだが、夏の甲子園と聞くと、一種のブラックではないかと思う。こんなに暑いのに気の毒だ。まあ、ほとんど見たことがない。春も同じ。

さて、暑いから、雪がいっぱい出てくる映画を思い出した。





「冬の嵐」
Dead of Winter(1987)




私はメアリー・スティーンバージェン(昔はスティーンバーゲンと表記されていた)が好きで、この映画ではヒロインのケイティを演じている。いろいろと忙しい役だ。
何でも屋の執事マレーを、ロディー・マクドウォールが演じていて可笑しい。夜、寝る前にケイティにミルクを持ってきていたシーンが印象的だった。上の動画では0:22辺りじゃないかな。ほんのちょっとだけ。
ロディー・マクドウォール氏は猿の惑星のコーネリアス博士役だそうだ。

ところで、メアリー・スティーンバージェンは「噂のモーガン夫妻」(2009年)という映画で、薪割りをしていた。格好良かった。この映画は、主人公夫妻がワイオミングの誰も知らない田舎に連れて行かれるのだが、そこのロデオやら何やらのイベントでローラだったか、カントリー歌手を目指す女の子が歌うシーンがある。上手。そのイベントと曲がマッチしていて楽しい。

でも、聞いたことがあるけど曲名が思い出せない。超有名、ほら、あのカントリーソングと悶々としながら検索してみたら、クイーンの「Crazy Little Thing Called Loveだった。わかってほっとした、ありがとう。



2013年8月11日日曜日

丸い日、曲がる、回る


暑い。暑さの正念場のような日が続く。

新しいメガネが出来たので、取りに行く。
わたしには高価だが、思い切って奮発した。
文字通り奮発。なので、元気が出るような気がする。


掛けていて楽しいカラーにした。

わたしの代わりにフランク君に掛けてもらおう。





眼鏡屋さんはr.さん。オーナーは同じ方なのに、前は店名がglasses-r.さんだった。
前の長い店名の方がいいような気がする。眼鏡屋さんってすぐ分かるし。ただ、店名を書くときとか伝えるときとか、大変だったのかな。

さて、お店を出て、駐車場で車が出てくるのを待ちながら、ふとターンテーブルを見た。IHI製だ。
今まで気にも留めたことがなかったので、へええとつぶやいたら、何故か駐車場の係員さんが、すかさず、
「大概がIHI製ですよ。それか日立造船ですね」
と教えてくれた。両方とも似たようなことを幅広くやっているようだが、IHIは、どういうわけだか外国の自動車会社とどうたらこうたらとニュースに出ていたような気がする。何だか曲がっているのでは。


丸といえば、円。眼鏡屋さんも最初のお店は、コイン通りにあった。造幣局があるからコイン通り。

廣宮孝信さん「国の借金」”新常識”

最後に。明日からお盆休みの店舗が多い。夕日も沈みきらない7時過ぎ、どこも早めの閉店準備で丹念に掃除したり、張り紙をしたりして、順にブラインドやスクリーンを降ろしていっている。お店の灯りがきれいだった。


2013年7月19日金曜日

脱兎のごとく

あっという間に帰り道の話。

高速道路、名だたる名所を次から次へとかすめて素通りで帰る。
出発したときは薄曇りで、山の方は雨もぱらついたが、下るに連れて薄日が差してきた。
名古屋北部の小牧も渋滞なく通り、木曽川を渡る。日暮れには少し早くて明るい。
iPodの曲が、カルリーニョス・ブラウンの「Argila」になったのだが、この曲はノイズのような雨音めいた音が入る。

と、フロントガラスに雨粒が落ちてきた。お天気雨だ。

曲にぴったり合わせたかのようで、雨粒越しに前方の空と雲の写真を撮ろうと思ったが、カメラが手近になくて残念だった。
久しぶりに会った家族のことをちょっと思い返す。



Carlinhos Brown
 Argila
(粘土)



粘土でペインティングした人たちの動画もあるのですが、
見ると疲れてしまう気がして。


歌詞と訳は、いつもの「箱と曲」から


Argila
(アルジーラ)

Uganda, cubana, ipanamana, baiana, luanda, nada ruanda, 
kinshze, manga, banana
ウガンダ クバナ イパナマーナ バイアナ ルアンダ ナーダ ルアンダ
 キンシャサ マンガ バナナ 

Vinha rindo e circulando
笑い、回りながらやって来た
Sobre tudo o cobertor
ブランケットの上いっぱい
Do teu olhar verreu meus olhos
君は僕の目をちらりと見る
E do teu olho joio
そして君の目から落ちる
Uma gota de orvalho
露のしずく
Que era vidro se quedou
それはガラスのように砕け散り
Vivendo em despedace
かけらとなって生きている
E o coração coador
そして心を見透す君は
Sorriu vexado de amargor e se pintou
苦々しく微笑み、顔に模様を描く
Com a lama da lagoa pra à toa correr ê ê ê ê ê
沼の泥で、気の向くまま走るために

Uganda, cubana, ipanamana, baiana, luanda, nada ruanda, 
kinshze, manga, banana
ウガンダ クバナ イパナマーナ バイアナ ルアンダ ナーダ ルアンダ 
キンシャサ マンガ バナナ 

Se for feito de argila
粘土でできているとしても
Seis enfeites de darei
六つの飾りをあげよう
Flores não andam em dúzia
花は束にするとよくない
Só foi uma que eu robei
僕は一本だけ摘んだ
Sorriu vexado de amargor e se pintou
苦々しく微笑み、顔に模様を描く
Com a lama da lagoa coa voa
沼の泥で、(工事中)

Ê zuzuê
エズズエ
Ê zum zum zum
エズンズンズン
Ê zuzuê
エズズエ
zum
ズン

Uganda, cubana, ipanamana, baiana, luanda, nada ruanda, 
kinshze, manga, banana
ウガンダ クバナ イパナマーナ バイアナ ルアンダ ナーダ ルアンダ
キンシャサ マンガ バナナ 

Solidão anda de muda
孤独な男は心変わりをしながら歩き
Sei pra sempre te amarei
ずっと君を愛していることを知る
Procurei pôr essas curvas
そのくびれを求めていく
Quem no Tororó deixei ê ê ê ê ê
トロロー特有の

Ê zuzuê
エズズエ
Ê zum zum zum
エズンズンズン
Ê zuzuê
エズズエ
zum

ズン




カルリーニョス・ブラウンの前記事は「ああ、少しは近くなったような(2012.11.14)」祝衆議院解散だった。ああ、本当に今でも嬉しい。




2013年7月18日木曜日

一息入れたところ

先日、夫婦で車に乗ってちょっと出かけたのだが、一息では目的地に行けない、ということで彦根に途中下車した。道中のちょうど中間地点だった。

夕方、ネットで予約していた大手チェーンホテルに着いてチェックイン。バスルームの狭さに憤慨する。全体に清潔感がなくて、スチール脚がめちゃくちゃ目立って貧相な椅子があった。
タオルも使い古されて薄べったい。ネットでも割に合わない価格で、プロパーだとさらに数千円高いなんて信じられない、とさらに憤慨する。
でも、「地方都市の都値段」なのだろうか。と、理解する。
かといって、部屋相応の値段にしたらお客は不審がるかもしれず、もういっそ、建て替えるかリノベーションすればいいのに。アメニティを一新する、あるいはタオルなどちょっと余分に用意をするとか。

まあ、気を取り直して、日が暮れる前にお城と琵琶湖でも見に行こうと、また車で出た。

彦根城。時間も時間なので、中には入らず外周を少し回る。風に揺れる並木とさざ波を立てるお堀の水が悠々とし、時間があれば拝観したのにと後悔した。お城のすぐ横に高校があり、ぞろぞろと高校生がお行儀良く、明るい顔で下校している。
お城の横には、高校があるものだ。といっても、ここ以外、私は二つしか知らないけど。

こうして高校生で賑わっていても、この子たちはすぐに町を出て行きそうだ。
お堀回りののどかさとは対照的に、町は小さく、規制があるのだろう、3階建て以上の家はなかなか見あたらない。ご町内の構えがまとまっているというか、まあ、由緒あるお城の町だものね。
若い子には息苦しいことだろう。と、余計なお世話を書いてしまった。そんなこと、私から言われなくても、何の珍しくもないことである。

お城を離れて通りを走れば、倉敷の美観地区みたいな、観光用の飲食店が並んでいるところがあり、小綺麗でも面白くない。雑多な感じがしないと人は集まらないのではないだろうかと、また余計なことを思う。
もう少し離れた通りは、ファミレスや量販店があって賑わっていた。こちらの嘘っぽさの方が、リアルな感じだ。

お城も見なくて良かったのかもしれない。いや、これは負け惜しみで、もちろん見聞するに越したことはない。

琵琶湖沿いも少し走ったが、晩ご飯を食べるところを見つけ損ねて、結局、歩いて彦根駅前の「彦一」さんに入った。ホテルの人に尋ねて教えてもらった店なのだが、これだけは、感謝した。駅前は、塾の前に軽食を取る高校生が多かった。

「彦一」さんはなかなか良い、普通の居酒屋さんだった。
生憎私は、ほとんどお酒は飲めないし、この日は疲れていてあまり食べられなくて残念だったが、実は最初、メニューを見て気になったのが、ビールの銘柄だった。
メインがあまり好きなメーカーでないので、仕方なく瓶ビールのほうの銘柄にした。

さっき「彦一」さんを検索したら、「食べログ」というのに、同じように考えてビールを注文された方がいた。そして、別の方の書き込みで知ったのだが、「彦一」さんは大手ちゃんぽんチェーンの運営店舗のひとつだそうだ。HPで沿革や社史を見ておいた。

きょうはここまで。この記事を読んだ夫に叱られた。悪く書いているつもりはない。それどころか、自分が住んでいる気持ちになって考えてしまうというか、何処へ行っても興味深いからなのだ。