2013年8月19日月曜日

新聞を交換したい気持ち

グラスを磨くクロスを買ってみた。我が家には、ピカピカに磨き上げておかねばならないワイングラスなどはなくて、普段使いのタンブラーや小さなグラスが何個かあるのみ。それらと、新入りというか、一番最近買ったリキュールグラスと比べると、ちょっと曇ってきたような気がする。

早速、クロスで2,3個拭いてみるが、グラスを見ると反射的にいつも思い浮かんでくるのが、新聞の購読を止めたことである。
我が家には既にテレビがないが、新聞を取るのもやめた。去年の夏だったか、一昨年の夏だったか、いつだったか思い出せない。消費税増税が決まったら止める、とこのブログにも書いたこともあるから、去年だったかなあ。
取っていてもほとんど読んでいなかった。本当はもっと前から止めたかった。
でも、ゴミを包むには最適で、他にも防湿とか緩衝材代わりにとか、防災時に要るかもしれないと思って、なかなか決心がつかなかった。

取っていたのは産経新聞だった。その前に購読していた新聞社と比べると、かなりマシで、読むところが多少なりともあったけれど、まあ、ここもメディアのひとつなので、自分たちに都合の良いように書くのは変わらない。そして、どの新聞も購読者数が減っているので、産経も一緒にかどうかはしらないが、新聞を読みましょう、さもないと馬鹿になりますというキャンペーンを時折やっていた。


さて、取るのを止めて、ふと、一ヶ月分の購読料でグラスやお皿が買えたかもしれない、と思ったことがあった。一ヶ月にひとつずつにしても、今までの購読料で、何十個と買えたかもしれない。そのほうがよっぽど価値があった。そう考えると、本当に勿体ないことをしてきたと悔しくなった。


残念ながら現在、浮いた購読料で小さなお買い物をしたくても、生活費の一部になってしまっている。