2013年4月21日日曜日

Celso FonsecaのParadiso(パラダイス)


外は夕刻だというのに、まだまだ明るかった。傘を開くと、強い風が雨を吹き付けてきた。ちょっと歩いたら、息が白く見えるのに気がついた。

お世話になったN先生を偲ぶ会がホテルで開かれて、夫とともに出席。
N先生が、ご自分で段取りを考えていらっしゃったというその会は、何とも言えず洒脱な、N先生のお人柄そのままの、本当に心温まる会となった。
神仏混淆ハイブリッド式と先生は仰っていたそうだが、ご遺族と出席者代表によるご焼香の後、祭壇が一変した。神職資格を持つ方が祭詞を奏上され玉串が奉られた。この一連の流れが極めて自然に行われた。

そして和やかに、先生のご希望通りに明るく楽しく、出席された皆さまとともに先生を偲んで歓談し、お別れを告げることができた。
何と素晴らしい会だったことだろう。
先生、ありがとう。

帰りは、風も止んでしめやかに降る雨が心地良いくらいだった。


Celso Fonseca
Paradiso
(パラダイス)


訳はいつもの箱と曲からです。
歌の最初のほうというか、
歌い方とか声とかあまり好きではないのですが、
この曲は気に入りました。
バックがいいですね。


Paradiso
(パラダイス)

O que a vida perguntar
人生が求めるもの
Deixa a vida responder
それは人生に応えさせる
Tolo é quem não quer acreditar
信じようとしない者は愚かだ
O chamado da paixão
パッションの叫び
o que alegra o coração
心を歓喜させるもの
O que a vida tem de mais vulgar
どんな人生が俗に香るのか

Venha ser meu paraíso
ここに来てぼくのパラダイスになってほしい
Artifícios furta-cor
虹色の装置
Tudo aquilo que eu preciso
ぼくが必要なものはそれだけ
É você meu céu azul
君はぼくの青空

Céu azul é de quem surfar
青い空はサーフィンをする者に属す
Vem na onda azul do mar
海の青い波に入り
Solta o ar e prende o fôlego
息を吐いて止めるんだ
O que eu chamo ilusão
ぼくがイリュージョンと呼ぶもの
Outros chamam solidão
みんなそれを孤独と呼ぶ
O que a rima tem de mais vulgar
どちらの押韻が俗に香るのか