2012年1月3日火曜日

宇宙人ポール Paul

映画「Paul 宇宙人ポール」を見た。
過去のSF映画をあまり知らない私でも、十分に楽しめた。とても気に入ってしまった。




スピルバーグ監督へのオマージュが散りばめられているそうなのだが、スピルバーグはあまり見たことがない。と言った先から訂正をしなくてはいけない。つい2,3日前に、スピルバーグが製作総指揮を務める「トゥルー・グリット」(監督はコーエン兄弟)を見たばかりで、大変面白かった。西部劇なので、出てくる人間の数が現代と比べて圧倒的に少ない。メインはヒロインの少女と彼女が雇った保安官、レンジャーの3人組に、悪党くらい。


「ポール」も、そんなに人間の数は出てこない。多いといえばコミック・コンに集まった人たちくらいで、このへんの人数の濃さがちょうどいい感じ。この映画を作ったのが、「ショーン・オブ・ザ・デッド」の脚本・主演をした二人組(当ブログでは12/12にご紹介)だけあって、気持ちが、手の届く範囲で収まっている。これを対人類に規模を大きくしてしまうと、人類の三分の二は吹き飛ばすような話になってしまうのかもしれない。


だから、細々(こまごま)と面白い。
特に私が気に入っているのは、ポールと二人組が夜、バーベキューをしながら、マーヴィン・ゲイの曲に会わせてダンスをするシーン。ラストでは、私にでもわかる「あの方」が出てきて、大喝采だった。


GALAXY QUEST ギャラクシー・クエスト
こちらもSFパロディ映画です→wikipedia





MARS ATTACKS! マーズアタック
 「We come in peace」
ポールはこんな宇宙人ではありません。