2012年7月6日金曜日

七夕(星の静寂 O Silencio das estrelas LENINE) 楽譜通りに弾けますように

明日は七夕、笹もないけれど、ピアノのお稽古がよたよたとしながらも続けられていることに感謝して、また、基本を忘れないように、書き留めておこう。






楽譜通りに弾く

息をしてから弾く
(弾く前に曲想とテンポを思い浮かべる
フレーズに合った息をする)

次の音の準備をしてから弾く

止まらず休まずに終わりまで弾く

ということができますように






最近、打鍵の仕方とか脱力とか、ワンフレーズ取り上げて細かく先生から注意を頂くことが減っている。もう、私は最初の段階でつまづくのである。義務教育のおかげで楽譜は読めるのだが、楽譜通りに弾けなくて、というか楽譜を無視して弾いている。目が悪いので、かなり拡大コピーしているのだが、見えていないというより、見ていない。意識して弾いていなかったら、見ていないのと同じである。


レッスンではこんな感じ。
一通り、自分でも下手さ加減に嫌になりながら弾き終わると、先生から、指摘を受ける。
「弾く前に曲想を思い浮かべて、テンポに合った息をしましたか」
「はーい、そこ、行きがけの駄賃で弾かない」
「小石をあっちこっち落とすように音を置いていかない」
「指を鍵盤に適当に置いてみて、押さえたら合っていた、ラッキー、って感じ?(に聞こえます)」
「音を前に出しましょう、進めましょう」
「水たまりが前にあるのに、どうして入ってしまうのですか。うわ、入っちゃった、てへ、なんてやっている場合じゃないですよ」
「ピーポーピーポーって救急車みたい」
「よろめきながらも平均台を渡っていて、ああ、やっぱり落ちちゃったかでしたね」


先生のレトリックは、もっと素晴らしいのにお伝えできなくて残念だ。
先日から弾けずに困っていた曲を練習しながら気付いたこととか、いろいろ、また次回で。


箱と曲(夫のブログ)では、「Lost in the stars」から一曲、取り上げているようだが、私は、レニーニの「A Ponte」にしよう。橋、である。


と思ったら、ちょうどよいのが見つからなかったので


Lenine
「O silencio das esterlas」
星の静寂



歌詞と訳は→☆(箱と曲)より
転載しました。


Solidão, o silêncio das estrelas, a ilusão
孤独、星の静寂、幻
Eu pensei que tinha o mundo em minhas mãos
手の中に世界を持ったように思った
Como um deus e amanheço mortal
神のように、しかし夜が明ければ死すべき者
E assim, repetindo os mesmos erros, dói em mim
そして、そんなふうに同じ間違いを犯すことで辛くなる
Ver que toda essa procura não tem fim
こんな願いのすべてには終わりがないと分かっている
E o que é que eu procuro afinal?
すると、結局求めているものは何なのだろう
Um sinal, uma porta pro infinito, o irreal
合図、無限に通じるドア、現実ではないもの
O que não pode ser dito, afinal
結局何も言うことができない
Ser um homem em busca de mais, de mais...
より多くのものを求める人間なのだから
Afinal, feito estrelas que brilham em paz, em paz...
結局穏やかに穏やかに輝く星のように
Solidão, o silêncio das estrelas, a ilusão
孤独、星の静寂、イリュージョン
Eu pensei que tinha o mundo em minhas mãos
手の中に世界を持っているように思った
Como um deus e amanheço mortal
神のように、しかし夜が明ければ死すべき者
Um sinal, uma porta pro infinito, o irreal
合図、無限に通じるドア、現実ではないもの
O que não pode ser dito, afinal
結局何も言うことができない
Ser um homem em busca de mais...
より多くのものを求める人間なのだから