2012年10月6日土曜日

「鞣す」が読めませんでした。

先日、バッグのことで気になることがあったので調べていたら、「革の鞣し方がいい」と書いてあった。読めなかった。呆けたのか、バッグや革に関する言葉が咄嗟に思い浮かばない。仕方なく調べて、「なめす、鞣す」と分かった。
漢字を分解すれば、なるほど、革を柔らかくするね。
こういう場合、すぐ調べないで、頭の体操をしたほうがよかったかな。

続けて「鞣す」で気になることを検索したら、靴のお手入れサイトが見つかった。まだ、よく見ていないけれど、懇切丁寧でとても参考になりそう。

クツゴト 心が豊かになる靴選びの流儀(top)さんの
鞣しってなんですか(2009.8.05)

ところで、革といえば、今日もまた車の話。以下、日記。

先週修理を終えたうちの車は絶好調なのだが、燃費が悪くて古いので、時間があるときに次の車を下見しておこうと出かける。
我が家は中古でも新車でも20万キロ以上、新車で購入なら10年は乗ることにしているから、次が最後の買い物になりそうで、今まで一番慎重になっている。それに先も分からない世の中だし。

さて、今日は没個性でマイナー過ぎて誰も気がつかないという、うちの車みたいなセダンに試乗させてもらった。もちろん国産なのだが試乗車自体もレアで、担当してくれたお店の方がオーナーである。とても大事にされているようで、新車のようにぴかぴかだった。

そのせいか、見た目は評判ほど地味ではなくて、予想以上に華があるくらいだった。いいなと思ったが、燃費が悪いのが気に掛かる。経済的に余裕のあるひとならいいけれど。中古で買うのがお得だと思ったが、全然売れていない車なので、中古もほとんどないようである。

内装はいたってシンプルでシートは控えめな本革、今の革は進化して劣化はあまりないそうだ(当ブログ8/19記事)。内外装でバランスが取れている気がする。質感とバランスは大事だと思う。
先日、別の大手メーカーの車で、てかるシートに乗ったときは空々しい気がして、質素なうちの車が可愛く見えたが、今日は、少しみすぼらしさを感じた。でもまあアナログの時計も付いているし、よく走るし、充分だろう。よそのディーラーばかり回っていても、何も言わずに(車だけど)連れて行ってくれる。

ところで、そこのディーラーは中古から新車まで所狭しと展示してあった。パズルのように車を移動させている。よそのメーカーも扱っているし、外車や納車まで半年待ちと言われているスバルも置いてあった。手堅そう。お店の人は全員作業服を着て、車の整備に忙しそうであった。
担当の方の名刺を見ると、お店の展示車のように、ぎっしりと文字が詰まっていた。重量税を余分に取られそうなくらいだ。それくらい、よく働いていらっしゃるのだろう。

帰り際、試乗させてもらった車のナンバーを見て、結婚記念日かなと思った。聞いてみると、図星だった。

おめでとう。そして、試乗させてくださって、ありがとう。
失礼なことを言ったり聞いたりで、ごめんなさい。


今、思い出したが、試乗車とうちの車は、地味さ加減で何か通じるものがある、共感を得られるかもと期待して、お店に行ったのだった。
お店の人には、何も無かったようだった。