2012年11月20日火曜日

自分で自分の首を絞めない、その1

春は春で大騒ぎしたが、秋は晩秋の小春日和の日、スカートを買った。

もう幸せです。ありがとう。

私は、小さい頃から紺しか似合わないと言われ、経済的な事情もあって母からあてがわれたものしか着たことがなかった。成人して洋服代にお金が割けたのも一時で、子どもが生まれてお母さんの格好をしだしてからは、そのままである。
いや、ちょっと普通のお母さんとは違っていたかもしれない。というのは、他の人と違う方向を向きがちだったからだと思う。明後日ってではなく、一昨日くらいの方向。
でも、人は皆、好き勝手な方向を向いていると思う。

話を戻すと、と、いろいろ書いたけれど略して、

この春から、服の経年劣化や自分自身の加齢ということもあって手持ちの洋服を見直し、無理してでも必要なものは新調してきた。

今回の買い物は、ニットが一番の目的で、パンツの色違いを来年に備えて見るだけ見ておくつもりだった。
お目当ての店に寄るとスカートが掛かっていた。
洋服のお店なのでそりゃそうなのだが、それを手にとって、世の中の女性が普通にスカートを買うように、私も買うことができた。これが春以上に嬉しい。
自分がスカートを履くということが単純に嬉しい。
いやあ、性別が分からなくなった人がこれです!と開放されたみたいだけれど、本当にそれくらい嬉しい。

自分で自分の首を絞めていたんだと思う。パンツのほうが便利だとか、節約しなきゃとか、スカートなんて着る機会がないだろうとか諦めていた。老後を諦めるほうが簡単だった。



スカートはこれです。

膝丈よりほんのちょっと上です。
何かと合わせたのはまた今度切りかぶに。



ごく普通のスカートかな。


友人が旅行先のイギリスから
送ってきてくれたポストカード




これは、男性がスカートを履いているのじゃないかと思うのだが、家人は女性だと言う。こんな顔をした女性がイギリスには多いのではないかと。そう?
WOMENSってあるけれど。
私がスカートを履くとこんな感じになるのではないかと、家人は恐れていたのかもしれない。

ところで、自分で自分の首を絞めないというのは、よくピアノのお稽古で先生から注意される。でも、長くなったので、また今度。



*ああ、アマゾン。C先生のところで紹介されていた。
我が家もアマゾンで購入が多いけれど、赤字で売れというのはどうだろう。
安く安くで結局、コスト削減、リストラで買い物できる消費者がいなくなる。

C先生のブログタイトルは、ちょっと恥ずかしくて書きにくいです。私も女性だからということにしておこう。