2012年11月19日月曜日

スザーノのいないハミルのような

先日、定期検診のため、主治医に診てもらいに病院へ行った。

この検診日は予約制だとはいえ、安心できない。この日のために万全の体調を整えなくてはならない。病院へ行くにも待合室で待つにも体力と気力が要る。
何か特に病気ではなくても、体調がひどく悪いときというのは、ただ横になって寝ていたいもので、これまでにも具合が悪くて検診の予約を取り消すために、うなりながら電話をしたことが二度ほどある。そして、電話予約は出来ないので、次は飛び込み扱いで、延々と待たなくてはならない。

さて、前に面長という言葉が出てこず、失礼なことを書いてしまった主治医のことだが、この背も鼻も高くきれいめな先生が、患者を呼ぶときにどうしてアホっぽい声を出すのかいつも不思議だった。

でも、それは一種の照れかもしれないと思った。
何もかも高得点の人間でいるとかポーズに力が入っているよりは、少しくだけた感じのほうが、この先生には楽なのかもしれない。患者のほうも、緊張がほぐれる。そうそう、私がお世話になっている女医さんで眼科の先生(最近ご無沙汰しているが)にも、そういう方がいらっしゃった。

と勝手なことを考える。余計なお世話でごめんなさい。

ところで、全然関係ないが、ヴィトール・ハミル(Vitor Ramirラミルではなく、ハミルと発音するそうです)というブラジルのミュージシャンがいる。この人と同じブラジルのパンデイロ(タンバリン)奏者マルコス・スザーノが加わった共同名義のアルバムがある。
『Satolep Sambatown』(2007年)。
私はこのアルバムしか聞いたことがなく、のうちの一曲「Cafe da Manha」が好きなのだが、残念ながら動画はアップされていない。
「Cafe da Manha」にこだわって動画を探したせいか、ハミルのよい感じのが出てこなくて、若い頃やライヴの動画を見ると、何だか力が抜けてくるし、マイナス面ばかり感じてしまうのは、『Satolep Sambatown』がいいからだろうか。

さすが、スザーノ・マルコス。ってずっと書いていましたが、マルコス・スザーノの間違いでした。何で間違えたのかしら。

でも、ハミルは、面白い曲を作っているような気もするから、ときどき聞いてみよう。

Vitor Ramil
Cafe da Manha
1996年
(スザーノなしで、残念)



歌詞はまた。


これはスザーノが加わると、断然格好いいので、どんどん無料で公開してほしい。そのほうがいい宣伝になると思う。

最後に。動画の若い頃のラミルさん、主治医に似ているかもしれない。面長なところ。

ラベルがレニーニなのは、マルコス・スザーノとレニーニのアルバムがあるからです。
Olho de Peixe(魚の目)1993年。