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2012年12月30日日曜日

わたしの話は変わらない

帰省してきた友人と会うことになった。

待ち合わせをしてから寒い中、隣の隣くらいのご町内へ歩いて出かける。散歩にはちょうどよい距離で、市内電車の音が響き、すれ違う人がまばらに現れてくる休日の歩道をただ西に進んで、街角にある、おフランスのケーキ店に着いて、二階に上がる。
がらんとした板張りの空間に大きなストーブが燃え、小さなテーブルと椅子があちこち置かれて、足音も椅子を引く音も響く。お客はほとんどいない。去年食べた、表面が琥珀のようなキャラメルでナッツが入っていたケーキを食べようとして、名前が思い出せない。一階からケーキをひとそろい持ってきてくれて選べるのだが、その日は作っていなかったようで、別のケーキを食べることとなった。友人は5種類のケーキが載ったプレートセットでお得。
食べながら、友人の仕事の話を聞く。

昭和の初期からあるというこの店は、一階のフランス菓子店とは別経営らしいのだが、レトロ喫茶のように艶々としているわけでもなく、意外と簡素で素っ気ない。階段の踊り場、階段を上がったところにあるホールとか二階席を広く大きくしたような感じで、奥の厨房側が暗くて通りに面した窓際が明るい。
友人からいろいろと聞いて帰った。3月に遭遇した地震のことや仕事のこと。長いお茶の時間だった。

と、書いたのが今年の初め頃だった。
友人の話が面白くて、そのことを書こうとしたらまとまらず、ほぼ一年が経ってしまった。
その友人とまた会うことになったが、今回は年明けではなく、年末である。

やはり同じように待ち合わせをして、歩いて同じ店に行った。

友人は転職をしていた。

それもまたとても面白い話で、聞いていても喉が渇くので、今日はおフランスのケーキ店2階をちょっとだけ早く切り上げて、近所の商店街にある喫茶店にも寄った。最初の店が「広島で初めてクレープを出した店」なら、次のは「広島で初めて(公式記録では日本で最初に)モーニングを出した店」らしい*。
どちらもゆったりと過ごせて有り難いのだが、前者はタンブラーに氷が入っていなかった。後者は氷が入っていて、清々しかった。
前者が「房州」、後者が「ルーエぶらじる」という。

ぶらじるのほうにも、その友人と一度寄ったことがあって、アメリカのヒマワリ農場の話を聞いたことがある。
ぶらじるは、別の友人がトイレが面白いと話してくれたことがあるのだが、お店が改装する前のことだったと思う。改装したといっても、かなり前のことだったかな。というのも全く今風ではなく、それが商店街に合っているのだが、奥の座席は小さな中庭が望めて、表とは違う空気感だった。
また、お店の階段下には雑誌や新聞を並べてあるブースがあって、二人分くらいのカウンター席を作ってあるのが、面白かった。今回もトイレは利用できなくて残念。

もう日が落ちかけていたので、また歩いて待ち合わせをした場所に戻る。プレセールや歳末の福引きなどで、人がごったがえしている。
まだ年が明けていないことを忘れていた。なのに、これだけの人混みの中でも、もうあまり関係ない気がした。
それに今日は暑かった。この記事の出だしとは全然違う暖かさで、房州はストーブを出していたのだろうか。これが全く思い出せない。入ったときは、もわっとして暑苦しいくらいだった。


いろいろと盛りだくさんに話を聞いて帰ったから、夫にも覚えている限りの話を伝えた。夫も友人のことをよく知っている。
私の話を聞きながら、夫はテーブルの上に両手を置いて、
「いやあ、去年とは全く違う世界にいるよね」と言って、
掌を返した。本当に、180度違う世界にいた。

2012年10月14日日曜日

秋の花粉症を侮っていて

秋晴れが続いていたが、今日は夕方から曇りがち。

一週間くらい前から、目の痒みだけではなく、腕や服が当たる脚の皮膚が突然かぶれたように赤く腫れたり、痒くてたまらなくなったりして、落ち着かない。
秋の花粉症で、今年はずいぶん酷い。花粉より大陸から化学物質が飛んでくるほうが、嫌だなあと思っていたが、やっぱり花粉も辛い。秋晴れだからといって、洗濯物を外へずっと干していたし。空気は乾燥しているし。
あんまり痒いので、保冷剤を当てて冷やした。

子どもが小さいとき、アトピーが酷くて、周囲の人が皆心配してくれた。痒いときには冷やすと教えてくださった方がいた。何でも知り合いのお子さんは、夜寝るときは氷枕をし、水を凍らせたペットボトルを抱き枕にして寝たそうだった。痒みの軽減に効果的で、やがてアトピーも治り、風邪も引かない体質になったとか。
今は、夏の節電グッズで体を冷やす商品がいっぱいあって、よいかもしれない。

天気予報で、黄砂が飛んでいると聞いて、嫌になる。

ところで、久しぶりに連弾曲を聞いた。

Valery Gavrilin*

Sketches, Tarantella


同じくGavrilin
Waltz


これはバレエ曲「アニュータ」(1982年)からだそうです。*


Valery Gavrilin(wiki.1939-1999 ロシアの作曲家

追記 「Ballet-Classic趣味のバレエとバイオリンの日々」さんが、記事中にご紹介してくださっていた「アニュータ」関連の記事を拝見して、あらすじを読むととても面白かった。原作はチェーホフで『すねかじりのアンナ』(アニュータはアンナの愛称)、原題は『首に下がるアンナ(勲章)』で、「首に下がる」は「すねかじり」の意味らしい。

アニュータで思い出したのが、チリのアニータさん。こちらは豪快なすねかじりでした。



2012年9月15日土曜日

夕方にお出かけ

夕方、夫に運転をしてもらって街へ出た。
西の空は明るいのに、南の方から暗い雲が押し寄せてきて、雨がぽつぽつ降り出した。
あっという間に目的地に着いたけれど、あっという間に大雨になっていて、風も強く吹き始めたので先にデパートの前で降ろしてもらった。

デパートのエレベーターホールというか、外の入り口と内側の入り口の間は、買い物客や突然の大雨で雨宿りに飛び込んだ人で、混み始めていた。そこに混じって、駐車場に車を駐めに行った夫を待ちながら、Tシャツの前や後ろにメッセージやら文字をプリントした人(おじさん)が今日はやけに多いなあとぼうっと眺めた。
もうこの時期は夏ではないだろうけれど、夏はTシャツにものを言わせられる季節なんだなあと思った。

さほど待つこともなく、体半分が雨でびしょ濡れになった夫が、こんな大雨は私のせいであるかのように、ぷりぷりしながらやって来た。
明日だったら、もっと大雨かもしれないよ、と言い訳をする。
こうして出てきたのは、お店にネットで見た色違いの小物を取り寄せてもらっていたのを受け取りに来ただけだったので、買い物というほどでもなく用事はあっという間に済んでしまった。

デパートを出て、ぶらっと隣の店舗へ移ってみた。エレベーターで上がって、ぶらっと一回りし、またぶらっと下へ降りる。雨は小雨になっていて、一緒に駐車場まで歩いて帰った。

一時間足らずのことだったが、買い物袋一つ下げて、お客さん気分でいられるのは楽しい。そういえば、さっきのお店で顧客カードを作りましょうかと言われて、一応書き込んだ。二度と買いそうにないお客だろうけれど、もうこれは一種の形式であり記号学なので、個人情報云々の問題は別にして、そこは素直に記入した。

こういうのを書くとき、いつも思うのだけれど、今住んでいるこの愛すべき古き借家も、私の字がきれいだったら格が上がるかもしれない。でも、今や番地だけで、ビル名さえもう書くことはない。ビルの名を見ると、明らかに昭和半ばあたりに建った名前だと感じる。

いやはや、私の字は魔除けなのか、DMが来ることは滅多にない。

メモ:薄手の柄物ワンピースに春物の七分袖丈の青いニットを上から被る。
   少し涼しくなった夕方には、薄いストールをだらりと垂らしてちょうどよかった。





2012年9月13日木曜日

「ナンシイのピアノ」続き、ウサギを調理する

アーサー・ランサムの『スカラブ号の夏休み』に、野ウサギを調理するシーンがあったそうで、全然覚えていなかったけれど、ドンキイさんのページ(前記事)を拝見して思い出した。
イギリスは狐狩りの国だし、ウサギはパイにされる国なので、向こうの子どもたちはそういうのに慣れているのかと思ったら、さすがにドロシアとディック姉弟も難儀したようだ。

野ウサギのシーンといえば、映画「Down by Law」にも可笑しなRabbit Sceneがある。脱獄囚3人の中の一人ロベルト(ロベルト・ベニーニ)が野ウサギをあぶり焼きしているシーン。
DVDを見る前にこの動画を先に見たときは?だったけれど、映画を通して見たらなかなか味わいのあるシーンで面白い。


Down by LawのRabbit Scene


塩こしょうもなく食べるのはきつそうです。
独り言なのに英語で頑張って話すロベルト・ベリーニ

同じジャームッシュ監督の「Dead Man」で殺し屋3人組が一人減り二人減りで、最後に残ったのが野宿しながら火のそばで、美味しそうに何かのお肉を食べていた記憶があるのだけれど。
それより、みんな喉は渇かないのだろうか。 「Down by Law」はニューオリンズが舞台でミシシッピ川流域なので川は映るけれどワニは出そうだし、とても飲めそうにはない。

ところで、「ウィンターズ・ボーン(Winter's Bone、2010年)」という映画では、ヒロインと幼い姉弟が食糧としてウサギではなくリスを撃って捌く練習をしていた。
父親が失踪し、担保に入っている家を取り上げられないように、ヒロインであるリー・ドリー(ジェニファー・ローレンス)は弟妹を残して父を捜しに行かなければならない。もしもの場合に備えて、銃を使って食糧を得られるようにしなければならない。
私は、3人のきょうだいと精神を病んだ母親がどんな貧困生活をするのか心配だったけれど、思ったほどは困窮していなかった。ライフラインが止められるわけでもなく、リーは毎日きちんと着替えて家事をこなし、拒絶されても脅されても、殴られても蹴られても、どこに連れて行かれても終始タフだった。
でも、お金を工面しようと、リーが軍の入隊一時金を目当てに面接を受けに行き、18歳の成人に達していないということで面接官から説明を受けていたのが印象的だった。どうということのないシーンかもしれないけれど、同時期に借りた他の映画でも、入隊一時金でお金を工面しようとする場面があったので。

リスはウサギより美味しいらしい。「イギリスで、リス料理がじわじわ人気」(all about japan、2008年11月)


2012年8月22日水曜日

夏のロードムービー

夏なので、思い出した映画。


「世界最速のインディアン」(wiki.jp

インディアンとは、1920年型オートバイのブランド。アンソニー・ホプキンス演じるバート・マンローが改造バイクの改良に日夜励み、ニュージーランドの田舎町からアメリカのユタ州ソルトフラッツでのレースに参加する映画。


The World's fastest Indian(2005)
世界最速のインディアン





ソルトフラッツに着く前も着いてからも、モテモテのバート・マンロー。中でも、私はオカマの受付嬢とのやりとりが好きで、オカマ嬢が出ているところは何度も見返した。



もうひとつ、
「The Station Agent」
パトリシア・クラークソンが好きな友達に勧められて見た映画。
小人症の主人公フィンが、友人の遺言で古い駅舎を譲り受け、そこで知り合ったオリヴィア(パトリシア・クラークソン)とジョーらと交流を深めていく物語。
よい映画だったが残念なのは、主人公が煙草を吸っていたこと。
もうひとつ、映画を見ながらずっと、ワゴン車でコーヒースタンドを開いているジョーの売り上げ、つまり日々の糧ばかり心配してしまった。私にはトイレと同じくらい、いつも気に掛かる問題。



The Station Agent(2003)
trailer


夏の鉄橋シーン




工事中

2012年8月19日日曜日

ソファや車のファブリック

車の点検の時期が近づいている。去年の車検の時に燃費の良い車に買い替えようと検討したが、あまり気に入る車がなくて見送った。私は運転はできなくて家人が運転するのみだが、今の車には長く乗っているので非常に愛着がある。

それでも、いつ故障するか分からないし、知りたいこともあって、「何とかフェア」をやっているディーラーに行ってみた。かなり値落ちした中古車があって、面白いので見せてもらった。


我が家の簡素な車と比べると、シートが革張りというだけで高級感がある。それも、艶のないタイプで好ましかったけれども、革というのはシートとしては難しいかもしれない。というのは、以前東京の家具屋さんのHP*で、家のソファや自動車のシートには布製の張り地が適しているというようなことを読んだ記憶があるからだ。

営業の方も「日光でひび割れたりしてきますね、屋根付きの車庫がいいですね」と説明してくれたが、我が家の車は、家でも出先でもどこでも吹きっさらしの炎天下、路上駐車が運命なので、革製シートは無理だろう。

ちょっとここで話が逸れてあれこれ書いていたのだが、別の機会に書き直すことにして、シートの話に絞ることにする。

改めて東京の家具屋さんのHPを読み返してみると、椅子張り専用の布地は、革と比べて滑りにくく、耐摩耗性があって丈夫なので、自動車のシートの張り地にも使われるし、湿度の高い日本のソファには特にお勧めということだった。
また私は、地元の家具屋さんで話をちらりと聞くことがあって、ソファは布製をお勧めすることが多いと聞いたことがある。もちろん、革製のソファも長年取り扱っておられて、用途やインテリア、好みに合わせてアドバイスされていて、どちらかに優劣をつけるようなことではない。

さて、その東京の家具屋さんは「空間工房(東京家具工業株式会社)」と仰るのだが、数年前、格子戸か何かで検索していたときに出てきたお店で、家具の説明が他の家具店と違ってとても面白かった。
ソファについても、日本の家庭では何故ソファの前に座ってテレビを見てしまうか、ソファがいかに座りにくく、姿勢を保つのが難しいか丁寧に書かれていて、そうよそうよと頷いたものだった。
今はテレビや周辺機器が大きく変わり、日本の住環境、リビングの広さなども変化しているし、ソファ自体も進化を遂げいているだろうから、お分かりになりにくい方もいらっしゃるかもしれない。でも、私も、ソファに座るのが苦手だった。座り心地がよいとか、お茶を飲みやすいとか、話をしやすいとかの使い勝手の良いソファに滅多に出会ったことがなかった。空間工房さんの言われるとおりにソファの前に座って、ソファを背もたれにすることが多くて、それが大変不愉快なのだった。

我が家のソファは、コーナーをくっつけたもので腰に負担は掛かるし、横になって仮眠もできなくて、今は二手に分けて使っている。
私は寝椅子が欲しくてたまらない。ディヴァン、カウチと呼ばれるようなタイプの寝椅子が欲しい。そこに横たわれば、まさに廉価版格安『オブローモフ(女性形にすべきだが)』*になってしまって、もう起きてこないかもしれない。


空間工房(東京家具工業株式会社)top
 ソファ ソファの役割や機能、張り地について、途中から説明があります。
他のアイテムも、親切な説明や家具の配置に関するヒントを書かれています。
例えば、食器棚は、開き戸より引き戸のほうが使いやすいが、引き戸ではデザインがモダンなイメージになりにくいから造りを工夫をしたなど。

「オブローモフの生涯より」(映画) まだ見たことがありません。原作は読みかけて、面倒になって読み切れませんでした。



2012年8月17日金曜日

一休み


お盆の間、リビングの壁の塗り替えをした。我が家は借家なのだが、大家さんから許可を得て、あちこち壁を自分たちで塗っている。今回は10年くらい前に塗ったところの塗り直し。色は引き続き白系であまり面白くないが、さっぱりときれいになった。

これでこの夏、私のささくれていた気持ちも、だいぶ収まった。




アイスティーにピスタチオ。


ピスタチオといえば、夏前に、音信不通になっていた人からのお土産というイランのピスタチオをお裾分けでもらった。会ったことはないが時折話題になる人で、無事でよかったねえと思った。でも、ピスタチオの小さな缶の蓋には英語が大きく書かれていた。ハートマークで囲んであった。国同士、喧嘩をしていても、英語とマーケットには勝てないね。
ともあれ、こちらからは見えない世界のことで心配をしていたら、「○○○(名前適当)、ハート」みたいな感じで返ってきたような。本当に、心配など要らぬお世話だった。

ただ、ピスタチオは本場のはずなのにあまり美味しくなかった。




2012年7月28日土曜日

おまけ  花火大会



久しぶりに花火を見に、近くの川縁まで出かけました。




横で見ていらっしゃった方が、
ビルが観音様みたい、と話すのが聞こえました。






いつもより10分早く、終わったような気がします。


2012年7月7日土曜日

箱は楽しい 小さな桐箱にオスモ


桐箱など木箱があれば、色を塗って小物入れにすることがあります。

今日は、ペパーミントグリーンで塗りました。







下はエボニーです。

食卓近辺で、
スプーン立てや、
調味料入れにして使っています。

小物入れといっても、
我が家はあまり物がないので、
空っぽのままが多いです。

そういえば、昔、家具屋さんのHP(今は閉鎖)に
こんなことを書いたのでした。


「箱は一番小さな家具」


縦にしても横にしても、棚の上に置いても中に入れても、
その辺に気ままに置いても大丈夫。
片付けているような出しているような、使っているような仕舞っているような、
でも決して目障りにはならない箱の面白さ。
箱好きな方が多いのもわかります。


そうでした、そうでした。

その辺に空っぽのままでも
おいておきます。


あっ、
板一枚の棚、これも立派な家具でした。



*箱は、小松こんぶの空き木箱です。
 塗料はオスモ。スポンジなどに含ませて塗り、ボロ布で拭き取ります。
 スポンジも、梱包材に使われていたものを使用しています。

*家具屋さんのHPといっても、無料ブログと同じで、写真と文章を放り込むだけの簡単なものでした。


2012年6月23日土曜日

たぶん、の続き

前回のタイトルが「たぶん、Tito」だったのは、動画をアップしてくださった方が、Tito Parisの名前を出したくなかったのだろうと思ったからだ。でも、よくわからない。Tito Parisも、この一曲しか聴いたことがないくらい。


日本の新しい著作権法 (WIRED.JP)馬鹿馬鹿しい法律だと思う。


ところで、
昔、DIY・インテリアブログ関係をよく見ていたときに、どなたかのブログのリンク先で、二つのブログに出会った。


ひとつは、
「引越し後のあなたの部屋から」さん  ハウスクリーニング業を営む「サトケン」さんのブログ。


サトケンさんは、NHKの熱中夜話(2009.5月頃)にも出演されて、自作のフットバスをご紹介していたくらい、器用で工作が得意な方である。最近は、お仕事がお忙しくてブログの更新はあまりされていないようだ。
でも、掃除屋さん業の怖い話から人力工作まで面白い話が盛りだくさんである。
こちらで、
建物探訪 江戸東京たてもの園(2008.2.26)を知った。これについてはまた別記事で。
キャラ弁(2008.4.22)にびっくりさせてもらった。
洋館みたいな賃貸(2007.828)外人さんがお住まいだった素敵なマンションに憧れた。




もうひとつは、
「わたしの雑記帖」さん  dcandyさんのブログ。
長い間、ちょくちょく拝見している。コメントを差し上げたこともないけれど。


この間、dcandyさんがおじさまおばさまのおうちに遊びに行かれる記事<ゆかいな生活 (2012.5.30)>があった。ビーフンを盛ったお皿が本当に綺麗だった。
私は、老後、カレーとチャーハンに焼きそばか、パスタの簡単な晩ご飯にしたいと思っていて、そんな気軽なごはんのときに、綺麗なお皿があれば、どんなによかろうかと思うのである。


そうえいば、ワインを毎日開けながら、カレーとかチャーハンを作っている方のブログを拝見したことがある。私は、自分のプロフィール別版というか、自己紹介欄に書いたくらい、カレーとかチャーハンが大好きだ。
最近の我が家の晩ご飯といえば、もう既に老後が始まっているようである。幸せだ。


そうそう、サトケンさんの自己紹介欄にもカレーがある。





2012年6月19日火曜日

何とかタイトルを付けたいのですが


らっきょうは好きな食べ物ではありませんでした。
食べようと思ったこともありませんでした。
でも、健康によさそうなので
10年以上前から、
自分でも漬けてみるようになりました。
もちろん、下処理済みのらっきょうを使った
「簡単漬け」です。

ただ、ここ数年、
鳥取のらっきょうSサイズが手に入りにくくなり、
まして、5月から6月にかけて、
体調が悪かったり、ぼうとしていたら、
買い損ねて漬けられないこともよくあります。

今年はぎりぎり二瓶、漬けました。
らっきょう一袋の中のサイズはランダムでした。
お値段が10年前よりずいぶん高くなっています。
<Sサイズとお酢がポイントだと思います>





写真上の紺色の蓋付きビンは、
らっきょうを入れると綺麗なのですが、
我が家の焦げ茶色のテーブルと
全く色が合いません。

夫のぬか漬けと(ぬか漬けパック利用)。
茄子ときゅうりがなくて、残念でした。


実は、らっきょうを漬ける度に、
ニオイにむせて、胸が悪くなって寝込みます。
下処理をしなおすので肩も凝ります。
保管場所にも困ります。
でも、あと二瓶は欲しいくらい、
よく食べるようになりました。




2012年6月9日土曜日

家具屋さんで

知人の家具屋さんへ寄って、ちょっとお手伝い。
家具屋さんの新しいブログも、だいぶ落ち着いてきた。

Macの簡易ソフト i Webで作っているお店のHPは、i Webとともに今月いっぱいで終了。

そのHPは、ページをだいぶ削除したし、始めたときとはだいぶ違っているのだが、内容や構成はともかく、こちらが何も操作しなくても、勝手に写真の影の付き方が濃くなっていたり、ずれたりしている。

Macの i Webに対するやる気のなさが、ずるっと出ているような感じ。

ともあれ、家具屋さんでは、オーダー家具は届いたらすぐ配達で、店主が写真を撮る暇もなさそう。
私もあまり写真を撮る時間がなかった。






天板がガラスの籐テーブルです。
中庭をのぞんでいます。



とっても楽しい家具屋さん。
今日は、シャーデーと邦楽(伝統音楽)が掛かっていました。





2012年5月28日月曜日

氷水で締めるのがポイント、ごまだれ冷麺


冷麦は淡路島産。
お素麺や冷麦の隠れ名産地だそうで、
ブランド品よりずっとリーズナブルなお値段で、
とても美味しいです。

麵は茹でて流水で洗った後、たっぷりの氷水で締めるのがポイント。

氷は、ジップロックなどに水を入れて凍らせ、
アイスピックで砕いて、冷蔵庫の貯氷室?に入れています。
大量に作れて、便利です。


ごまだれ冷麺






たれを掛ける前がなかなか綺麗だったのに、
夫が、たれを掛けないと意味がないと言って、
そそくさと掛けてしまいました。
白ごまが足りなくて金胡麻を混ぜたので色もちょっと。
豆板醤入りですし。
野菜を切って盛りつけたのは夫なので、
文句は言えませんでしたが。

出来上がったら、早く食べたいですしね。


あ、夫は、麵も茹でたり洗ったり、氷水で締めたりもしていました。


 *築地慶太さん パスタ皿 ギャラリー一葉さん

*淡路島産のお素麺で、初めて美味しくないものを食べました。
ギフト専門で扱われている商品なのか、
それだったらいっそう、せっかくの特産品なのに残念なことです。


2012年4月28日土曜日

釘煮


桜が咲いていた頃に作った
いかなごの釘煮





淡路の方から教わりました。
イカナゴの素干しを使い、
釘のように硬めに仕上がります。

よく出回っているのは、
小さくてやわらかな神戸風?がほとんどですが、
淡路風は違った食感で大変美味しいです。
冷凍も出来ます。

胡麻を振る前に撮ってしまいました。
もう一品は
わけぎとエリンギのぬた




2012年4月7日土曜日

家具屋さんで



今日は家具屋さんに寄ってきました。


籐の椅子



籐の丸テーブル
ガラスの天板に空が映り込みます。





2012年3月26日月曜日

和食が出てこないスクラップブックとSisters of Mercy

春の女神は麦の穂を持っている。


麦というと、「いしいしんじ」の小説『麦ふみクーツェ』を思い出す。
先日まで、この本は私のお気に入りだった。最初、借りて読んだとき、麦踏み用の靴を履いた人「クーツェ」に慣れなくて妙に読みにくかったし、たくさんのねずみや陰気な数学者であるお父さんが息苦しくて読むのが面倒になって、飛ばして読んだところもある。主人公「ねこ」が島の吹奏楽団で打楽器として発する「にゃあ」というかけ声も好きではない。
だけど、「ねこ」と楽団、「ねこ」が音楽修行中に出会う人たちが魅力的で、終盤の章は弾みが付いて楽しかった。音楽、特に合奏の楽しさが溢れ出てくる一冊である。
とても気に入ったので、そのあと同じ作家の『プラネタリウムのふたご』を借りて読んだ。サーカスのクマの話が出てきて、ちょうどシューマンの連弾曲「クマの踊り」を弾いていたときで、ぴったりとイメージが合った。でも、後は覚えていない。


それからだいぶ経ってしまったが、この間、図書館でいしいさんの『ポーの話』を借りてみた。ところが、読み始めると気持ち悪いというより居心地が悪い思いがしてきた。主人公の名前がポーというのはともかく、”メリーゴーランド”とか”ひまし油”とか、主要な人物にはあだ名のような名前がついているのに、その他大勢には全く名前が出てこない。これは、ひょっとして村上春樹か、とふと思い当たった。


その上、クーツェもそうだったがポーもどこの国かわからないような設定で、人間も街の様子も、まるで宮崎駿の「魔女の宅急便」のようだ。国籍が無印の人間が綺麗な街に住んでいる感じ。試しに「似ている」で検索してみたら、皆さまがたのレビューがいろいろと参考になって面白かった。


ということで、クーツェにも冷めてしまった気がするのだが、もう一度手にとって再読し始めると、演奏のヒントは満載だし、楽しいことは楽しい。
この本の中では用務員さんがゴシップ雑誌の記事を切り貼りしてスクラップブックを作っていた。それを「ねこ」が引き継ぐ。この小説の中の人物やそれぞれにまつわる人生のからくりも、そのスクラップブック記事が土台でもあるので、それらをうまくプロットにまとめた小説なのだろう。でも、和食が出てこないスクラップブック、空気が外国なのだ(本当に出てこなかったか確かめなきゃ)。


そういえば、村上春樹のエッセイ『スクラップブック』を読んだことがあるが、別のエッセイで読んだ、うさぎ亭という定食屋さんのコロッケとお漬け物の話を覚えている。でも、村上春樹はもう20年近く読んでいないし、これからも読むことはないと思う。

そうそう、いしいさんのHPで「げてものごはん」と名付けていたページがあった。クリックして開いた途端、写真を見てのけぞってしまった。レインボーロールというネーミングだったかな、青や緑色のカラフルな豚肉ロールカツが並べられていた。衣に色素を混ぜて揚げているのだった。


いや、これはもうだいぶ昔のことでよく覚えていないし、今はHPが変わって見あたらない。




Leonard Cohen
トリビュートアルバム「Tower of Song」(1995)から
Sisters of Mercy

Sting&The Chieftains



CDの解説にはスティングがこの歌を
「売春宿の歌だ」って言ったと書いていました。
よく知りませんが、
外国の歌や小説には
よく売春宿の話が出てくる気がします。
どんちゃん騒いで楽しそう。
『クーツェ』では、
「ねこ」がチェロ弾きの先生と共に売春宿に行って、
物語を聞かせます。
その設定に既視感がどうしてもついてまわるのですが、
世の中すべて既視感と情報の共有で出来ているような気もするし、
まあいいかなと。いちいち言うことではないのかも。


2012年3月17日土曜日

椅子の話

「シャルロット・ペリアンと日本展」の続き。


ニワトリは三歩歩けば忘れる、というけれど、美術館を出て散歩がてら、ぐるりと一回りしたら、はて誰の展覧会だったかと思い出せなくなった。本当です。最近、こんなことばかり。
「ぺ、ぺ、ペイリン。あ、これは前アラスカ知事だった」。
でも、共和党のサラ・ペイリンさんしか名前が出てこない。仕方がないので、入場券を見て確かめた。ペリアンさんだった。でも、頭の中にペイリン→ペリアンという回路が出来てしまった。


さて、今日は、展示の目玉であった竹製シェーズロングについて。






美術館HPより


ペリアンが来日した1940年、翌1941年の日本では物資が乏しく、金属の代用品として竹が用いられたらしい。家具の素材としては、竹よりも籐のほうが、折れないし、ささくれないし、撓る(しなる、弾力性がある)し、製作する側にも使用する側にも勝手がよいように思う。
だけど、日本では熱帯雨林地域の植物である籐は育たないから、竹になったのだろう。ペリアンさんはよくぞ竹で作ったものだ。


籐ついては、知り合いの家具屋さんが籐家具を長く扱っているので、ちょくちょく話を聞かせてもらっている。シェーズロングではないが、籐の寝椅子は人気商品で、三つ折りにしてコンパクトに収納出来るものがあるし、カタログからも注文できる。
とても格好いい籐の寝椅子を写真で見せてもらったことがある。籐家具の展示会をしたときの写真であるが、HPにも載せていない。


私が寝椅子の写真を撮影したものはないかと探してみた。私はお客さんに手渡すカード作りをときどき頼まれて作っていて、素人ながらお店の写真を撮ることがある。店内の写真を撮ってブログに載せられるようなお客さんは、ほとんどいらっしゃらない。ご遠慮されているのだろうが、たまに積極的に載せてくださっている方もいらっしゃる。
さて、格好いい寝椅子の残念ながら無かったので、代わりに下の写真を載せておこう。


籐家具は和洋どちらの部屋にも馴染む、不思議な家具。




家具屋さんにて



手前の椅子が前回記事の「さんぼんあし」です。
左はラタンのカウチ。
大人でも十分横になれます。


★シェーズロングについて詳しい構造イラスト画→アトリエかわしろ生活館

2012年3月14日水曜日

三本脚の椅子

「シャルロット・ペリアンと日本」展の続き。


シャルロット・ペリアンの三本脚の椅子
low stool



画像は、dumilo&DECOR HPからお借りしています。



我が家にも三本脚の椅子がある。テーブルの下にスッと入るし、小回りが利いてよい。
重さもあるのだが、踏み台代わりにすると意外と安定が悪くて危ない。それだけは要注意。



「クリケットスツール」(飛騨産業)
でも、さんぼんあし、と呼んでいます。



豆苗の再収穫を試しています。


メーカーのHPカタログ写真では少しも面白くありません。
家具屋さんでの、この椅子の写真は
次の投稿にあります。

また、撮り直してみます。


青い絨毯に白い魚

日差しも明るくなってきた、休日は外へ出てみようということで、広島市現代美術館の「シャルロット・ペリアンと日本展」に行ってみた。



ペリアンが描いたA4サイズくらいのデッサンやスケッチが、イラスト画のように可愛いかった。一枚のデッサンに2,3箇所、ちょっとだけ色を付けていて、センスがよかった。こういうデッサンは販売しても売れそうだ。他にも横長のサイズで子どもが描いた絵もよかった。

青い絨毯があった。マリンブルーではなくて、もっと深い色だった。館内の暗いところで見たので、ミッドナイトブルーというのか、黒に近い色に見えた。そこに、白い線で絵が描かれていた。水兵が甲板にチョークで魚などを描いた絵を写真に撮って、それをデザインして絨毯にしたものらしい。水兵さん、絵が上手すぎ。画像が見つからないのが残念。こんなラグなら欲しいなあ。


「比治山スカイウォーク」
美術館付近から山の斜面に設置された
エスカレーターと動く歩道で、
東側の町に出られます。

初めてスカイウォークの写真を撮ってみました。
清水寺みたいに定番のアングルです。


先は明るいはずなのですが
トンネルみたいですね



今度ゆっくりと撮ってみます。


★広島市現代美術館と周辺 センチメンタルプライスさんというかたの
★水兵さんの絵が採用されたときの話で思い出したのが、
「i Webでお気軽ホームページ」さんのリンク先にあった、「70億分の1の世界」管理人カジさんが大阪大学産業研究所のロゴデザイン募集に応募されて見事当選されたときの例。
カジさんもi Webの更新を停止し、ブログへ移行されたようです。勝手にご紹介してすみません。i Webについては、当ブログ→。


2012年3月10日土曜日

外へ出て元気を出したい

このページにも明るい春が欲しい。ということで、画像やらお出かけお勧め記事をお借りすることにした。


東京大学総合研究博物館小石川分室の「驚異の部屋展」







ご紹介されていました。

海外インテリア好き必見!H.P.DECO的趣味のルーツはここにあった

前編・中編・後編の三部作


以下の写真は、今回の展示品とは違いますが、




画像はLyndieさんHPからお借りしています。

こういうのがいっぱいのようです。
画像をお借りしたLyndie Dourtheのオブジェは、
「ワタシのちゃんぷるライフ」さんという方のところで知り、
(下の方にある2011.2. 7の記事)
去年、プロコフィエフの「キノコの話」続編を
私が勝手に考えて書いていたときに、
挿絵代わりにしていました。
ちゃんぷるライフさんの同じページには、
ブラジルのジュエリーブランド、H,Sternのアリスシリーズで、
あの有名な芋虫とアリスの一幕もあり、
これらの写真もどうにか挿絵に出来ないかと欲張っていました。


いろいろ見るだけで元気が出ました。
それにしても、小石川分館、いいところにありますね。